赤ちゃんが生まれてから初めての行事になるお七夜(命名式)です。
お母さんはまだ産後すぐということもあり落ち着いていないかもしれませんが、無理をしない程度に赤ちゃんのこれからの健康を願い行ってあげましょう。
お七夜・命名式とは…
お七夜(おしちや)とは、生後7日目に行われる赤ちゃんのはじめての行事です。昔は環境の問題などから、7日間も生きていられない赤ちゃんも多くいました。
お七夜は赤ちゃんが無事に生まれてこれからの健康を願うお祝いです。そして、この日に赤ちゃんの命名をしてお披露目されていました。
昔は父方の祖父が主催し、親戚を呼んで赤ちゃんのお披露目をしていたそうですが、今は退院してすぐなので、母子に負担がかからないように夫婦のみや両親とやる方が多いようです。
産後すぐに無理はよくないので、体調を考慮しながらのお披露目がいいかと思います。
命名書の書き方
奉書紙を横二つ折りにして折り目を下にし更に縦3等分で左右から折りたためるよう折り目をつけて開きます。わかりやすいように画像にしましたが、画像をもう少し丁寧に作れるように頑張ります…。
3等分した中央には父親の名前・続柄、子供の名前、生年月日
左側にはお七夜の日付と父、母の名前を書きます。
この命名書を出生届を出すまで、神棚や床の間に飾ります。出生届は生後14日までなので忘れずに提出しましょう。出生届を提出してきたら、へその緒と一緒に保管しておきましょう。
略式の命名書の書き方は、右に父、母の名前・続柄、中央に子供の名前、左に生年月日を書きます。
命名紙はベビー用品店や文具店、インターネットなど色々なところで簡単に購入できます。キャラクターがついた可愛いものなど種類も豊富なので、選ぶのも楽しいかと思います。
お祝い膳は必要?
お祝い膳は、赤飯、尾頭付きの鯛、紅白なます、あさりのお吸い物などを準備します。
産後退院してすぐなので、準備する場合は夫や両親がしてあげるといいかと思います。お祝い膳もネット注文や宅配もあるようですので検討してみてください。
お七夜のお祝いの席に招待されたら…
もし、お祝いに呼ばれた際は、水引は紅白の蝶結びのものを選びのしをつけます。
- 相場は5,000~10,000円
- 表書きは祝御七夜や御酒肴料
出産祝いを渡してない場合は出産祝いと一緒に御出産祝でも大丈夫です。
お七夜の内祝いは…?
お七夜にお客さんを招待して御祝いをいただいたときのお返しは、基本的には必要ありません。お七夜で振舞う祝い膳が内祝いになります。
もし準備するのであれば、ちょっとした菓子折りなどの手土産を準備しておいてもいいと思います。
招待していない方や来られなかった方から御祝いをいただいた時は、いただいた金額の大体1/3~1/2くらいでお返しをしましょう。
子供の名前を入れてくれるサービスもたくさんあるので利用してみてもいいかもしれません。